2023年05月01日

エクステリア施工工事受注について!有利な資格と学歴について解説!

エクステリア施工工事受注について!有利な資格と学歴について解説!

マイホームの外回りにあたるエクステリアを自分好みのスタイルに充実させ、建物とコラボさせて、自分だけの個性的なマイホームに作り上げていくことが人気になっています。また、最近はエクステリアの技術や素材が急速に進化し、そのステージとなる庭も洋風や和風からコラボしたものまであり、種類が増えているのです。今回はそのようなエクステリア工事を受注するため有利になる資格と学歴について紹介します。

1. そもそもエクステリア(Exterior)とは?

エクステリアは、室内のテーブルや椅子やソファなどのインテリアの対義語としても使われ、庭や外壁など建物の外観全体を表す意味として使用されています。

エクステリアの構成要素

最近、家の建物の周りに広がる空間を「エクステリア」と表現する機会が増えています。エクステリアの法的な定義はありません。家の外観や外面に外部という意味合いで使われ、庭そのものと、そこに建つガレージや屋外工作物なども含めて、家の周囲の空間全体がエクステリアを構成しています。

実際にエクステリアを構成する構築物は、門扉・ウッドデッキ・塀・フェンス・テラス・駐車場に、玄関に続く玄関アプローチや庭そのものもエクステリアの構成要素です。それだけに、庭の構築物によってエクステリアの印象はガラッと変化します。では、誰がエクステリアを造成するかですが、一般的には建築会社です。建築会社がエクステリアを請け負って施工します。

2. エクステリアの施工は誰でも可能

エクステリアはさまざまな方が関わってきますが、特別に大規模なエクステリアを施行する場合以外は、特別な資格は求められず、学歴が必要となるような資格はありません。庭は庭師や造園業者が造園可能です。ガレージ、サンルームは工務店が工事することが多く、外壁やテラスなどは建築業、外塀、フェンスは施工業者がメインで工事を行います。最近は、一つの業者がすべての工事を受け持つこともしばしばです。ほぼ、ほとんどの工事では学歴に関係なく工事を実施できます。

エクステリア業界は競争が激しい

エクステリアのような小規模な建設工事は、誰でも請け負うことが可能で工事できるだけに、競争が激しい業界です。そこで、活きてくるのが取得することが難しい資格を持っているか、いないかです。一般的に、有資格の建築会社の方が競争するときは有利と言えます。そんな、取得が難しい資格だけに学歴が求められることがあります。以下で、学歴が求められる資格について紹介します。

3. 学歴がいるエクテリア工事で有利になる資格

エクステリア工事で持っておくと有利となる資格の代表が建築士です。最近は建築士の資格を持ち、エクステリア専門に工事を請け負う建築会社もあるほどです。それだけ、持っておくと有利になる資格と言えます。

1級建築士

建築業界で最も取得が難しい、最高レベルの資格が一級建築士です。毎年、7月頃~10月頃に試験が実施されます。受験資格は、建築に関する学歴又は資格などが問われます。大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等で指定科目を修めて卒業した者、2級建築士の資格保有者、建築設備士の資格保有者の他、国土交通大臣が認める外国大学を卒業した者などが受験可能です。 国家資格である建築士は、本来は「建築物の設計」「工事の監理」「建築確認の申請」などの、建物の設計や工事の管理などを行います。一級建築士はどのような規模の建物や構築物も受注することが可能です。なお、試験の合格率は1割程度の超難関資格です。

2級建築士

1級建築士に準ずる資格として2級建築士があり、小規模な建物の設計、監理を行える国家資格です。2級建築士は、一般的な住宅の規模ならば、ほとんどの案件を引き受けることが可能で、エクステリア工事も受注可能です。 受験資格は建築に関する学歴又は資格などとして、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校において、指定科目や指定課程を修めて卒業した者とあります。

または、都道府県知事が上記と同等以上の知識及び技能を有すると認める者、建築設備士の資格保有者、7年以上の実務経験者が受験可能です。 基本的に、2級建築士の資格取得は、7月に実施される学科試験を受験し、9月に実施される設計製図試験に合格することが条件です。2級建築士に合格すれば、1級建築士の受験資格が得られます。このように2級建築士は必ずしも学歴が絶対条件ではありません。まお、エクステリア工事でも役に立つ2級建築士の合格率は2割程度です。

4. エクステリアプランナー

エクステリアプランナーは、エクステリア工事に関する設計、工事監理の資格を認定する制度です。技術、知識の向上を図り、エクステリア工事に対する信頼性を高めて、快適で豊かな住環境を創造し、生活環境の向上に寄与することを目的として制定されました。 エクステリアプランナーは、1級と2級があり受験資格も異なってきます。また、この資格は5年ごとの更新登録が義務付けられています。

1級エクステリアプランナー

1級エクステリアプランナーとは、住宅の外構全般の設計・工事・監理を任せられる専門知識と技術を有している者だけに、与えられる称号です。2級エクステリアプランナーは、外構全般の設計に従事するための基本的知識を有している者に与えられます。 試験の程度1級では、エクステリアの設計と施工における、専門的な知識及び技術の程度を基準としています。2級では、エクステリア工事で設計、施工を行う者として、有しておく必要がある基本的な知識の程度が基準です。

4-2. 受験資格

1級の受験資格は、「建築コンクリートブロック工事士」「1・2級建築士」「木造建築士」「1・2級建築施工管理技士」「1・2級造園施工管理技士」「1・2級土木施工管理技士」「給水装置工事主任技術者」「2級エクステリアプランナー(本資格のみ、業界3年以上の実務経験必要)」が、受験可能となる条件です。2級エクステリアプランナーについては、受験資格はなく学歴も問われません。誰でも受験可能です。

5. まとめ

生活スタイルの変化で室内だけでなくエクステリアにもこだわり、建物にマッチした外観を求める方が増えています。今後もエクステリア業界は拡大傾向が継続していく見込みです。エクステリアにも自分らしい個性を出しましょう。

「株式会社心エクステリアデザイン」は神奈川県横浜市にある会社です。当社は、心ある対応、ご満足いただけるエクステリアづくりのためのこだわりを持ち、悔いを残さず、日々の暮らしの中でご満足いただけるエクステリアづくりを心がけております。私たちはお客様の個性と理想をかたちにあらわすプロとして、お客様の頼れるパートナーとして、常に高い意識で仕事に取り組んでおります。どんなことでもご相談ください。