2023年05月01日

土木施工管理技士の仕事内容と役割とはどんなもの?詳しく解説!

土木施工管理技士は、建築物や道路などの土木工事の現場で、施工計画の策定から現場監理までのさまざまな業務に携わる技術者です。行為時の際に欠かせない存在ではあるものの、具体的にどのようや役割や仕事内容なのかご存じない方も少なくありません。そこで今回は、土木施工管理技士の仕事内容と役割について解説します。

1. 土木施工管理技士の仕事内容

土木施工管理技士は、土木工事の施工現場で、品質管理や安全管理、進捗管理、コスト管理などを担当する職種です。具体的な仕事内容を詳しく説明します。

1-1.品質管理

土木工事の施工にあたり、計画通りに作業が進んでいるかどうか、工事の品質が要求仕様に沿っているかどうかを確認し、必要に応じて修正指示を出すことが仕事の一つです。また、施工中に発生した問題に対して、原因を分析し、適切な対応策を考えることも重要な仕事になります。

1-2.安全管理

土木工事の施工現場では、安全面について十分な注意が必要です。施工中の事故や災害を未然に防ぐため、安全管理を徹底し、現場での作業者の安全を確保することが重要です。安全ルールの策定や周知徹底、作業現場の安全点検などを行います。

1-3.進捗管理

土木工事は、計画通りに進まないと、コストがかかったり、スケジュールが大幅に遅れたりすることがあります。施工中の進捗状況を把握し、必要に応じてスケジュールの見直しや工程の変更を行い、計画通りに工事が進むように調整することが必要です。

1-4.コスト管理

土木工事の施工現場では、予算内で工事を完了することが求められます。施工中にかかるコストを管理し、予算内で工事を完了するように調整することが重要です。また、予算内で品質を確保するために、材料や資材の選定にも配慮しなければなりません。

1-5.現場監督

土木工事の施工現場では、現場で作業している作業者の監督が必要です。作業者の動きを把握し、工事が計画通りに進むように指示を出したり、問題があれば適切な対応を行ったりすることが求められます。

2. 土木施工管理技士の役割

土木施工管理技士が現場で担う役割には、主に以下7つが挙げられます。

2-1.施工計画の策定

土木施工管理技士は、施工計画書の作成や修正を行い、工程管理や予算管理を行います。また、施工に必要な設備や資材の手配や管理も役割の一つです。

2-2.施工現場の監督

土木施工管理技士は、施工現場での作業員の指導や監督を行い、安全や品質の管理を行います。また、施工中に生じる問題やトラブルに対処し、解決策を見つけなければなりません。

2-3.品質管理

土木施工管理技士は、建築基準法や施工基準に基づいた品質管理を行います。具体的には、施工前の地盤調査や資材の検査、施工中の工程管理、品質検査、施工完了後の工事完了検査などです。

2-4.安全管理

土木施工管理技士は、労働安全衛生法や建設業法に基づいた安全管理をおこなわなければなりません。具体的には、作業員の安全教育や指導、現場の安全点検、危険予知、事故発生時の対応などが挙げられます。

2-5.コスト管理

土木施工管理技士は、予算内で工事を進めるためのコスト管理も役割に含まれます。具体的には、施工計画の策定や工程管理、資材の手配、労務費の管理などです。

2-6.書類作成

土木施工管理技士は、施工計画書や品質管理書、安全管理書、工事完了検査書などの書類作成を行います。また、施工中に発生したトラブルや問題の報告書も作成も行わなければなりません。

2-7.コミュニケーション

土木施工管理技士は、施工現場でさまざまな人々とコミュニケーションを取ることになります。発注者や施工業者、設計者、作業員などとのコミュニケーションを円滑に行い、施工に必要な情報共有を行います。

3. 土木施工管理技士のスキル要件

土木施工管理技士としてのスキル要件として、具体的には以下6つがあります。

3-1.技術的な知識と経験

土木施工管理技士は、土木工事の技術的な知識と経験を持っていることが求められます。具体的には、建築物や道路、橋などの設計、施工、管理に関する知識や経験が必要です。

3-2.コミュニケーション能力

土木施工管理技士は、発注者や施工業者、作業員など多くの人々とコミュニケーションを取ります。そのため、円滑なコミュニケーション能力が必要です。また、問題が発生した場合には、的確な説明や報告が求められます。

3-3.問題解決能力

土木施工管理技士は、施工中にさまざまな問題が発生することがあります。そのため、問題解決能力が必要です。問題を早期に発見し、解決策を見つけることが求められます。

3-4.プロジェクト管理能力

土木施工管理技士は、工程管理や予算管理などのプロジェクト管理能力が必要です。施工計画の策定や修正、資材や設備の手配など、多岐にわたる業務を管理するためには、プロジェクト管理能力が必要です。

3-5.安全管理能力

土木施工管理技士は、施工現場での安全管理が求められます。そのため、安全管理に関する知識や経験が必要です。作業員の安全教育や指導、現場の安全点検、危険予知、事故発生時の対応など、安全管理に関する業務を適切に行う能力が求められます。

3-6.品質管理能力

土木施工管理技士は、施工中の品質管理が求められます。そのため、品質管理に関する知識や経験が必要です。施工前の地盤調査や資材の検査、施工中の工程管理、品質検査、施工完了後の工事完了検査など、品質管理に関する業務を適切に行う能力が求められます。

4. まとめ

土木施工管理技士は、土木工事の現場において、施工計画の策定から工事完了までの全ての工程を管理する役割を担います。そのためには、技術的な知識や経験だけでなく、コミュニケーション能力、問題解決能力、プロジェクト管理能力、安全管理能力、品質管理能力が求められる存在です。

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