2023年05月01日

今後市場規模の拡大が見込める!エクステリア業界への転職について解説!

最近は家の建物だけでなく、エクステリアといわれる家の周辺にこだわりを持つ方が増えています。モダンでおしゃれな庭や塀に、小粋なフェンス、デラックスな敷石や明るいテラスなど、エクステリアはバラエティーに富んだスタイルが楽しめるでしょう。エクステリア業界は今後も拡大が見込め、異業種から転職する方も増えています。今回は、エクステリア業界への転職について紹介します。

1. そもそもエクステリアとは?

最近、家の建物周辺の空間を「エクステリア」という言葉で表現するようになっています。一般的に、エクステリアとは、家の外観や外面、外部という意意味合いから、車庫、カーポート、屋外工作物、玄関、フェンス、庭まで含め、家の外周の空間全体を指します。

1-1. エクステリアにこだわる方が増加

家のエクステリアを充実させ、建物と一体的になるようにコラボして、個性的な自分独自のマイホームを楽しむ方が確実に増えています。また、最近はエクステリアを得意とする建築業者がいるほど、エクステリア業界全体が進化しているのです。防犯強化の必要性や高齢者の増加によるバリアフリー化など、快適な生活空間へのリフォームなど、エクステリア業界は拡大傾向が続いています。そんなエクステリア業界への転職もおすすめです。自分の感性やセンスが具現化でき、活かせる業界といえます。

2. エクステリア業界は右肩上がり

一般社団法人 日本エクステリア工業会の資料によりますと、2021年度の出荷統計は、エクステリア11分野総計で、2430億7540万円、前年比102.9%と拡大しています。コロナ禍の影響を受けながらも5年前に比べても明らかに市場規模は拡大しています。

2-1. 転職先として将来性が見込める

建築費の高騰があり、建物が老朽化してもリフォームを行う方が増えています。今までは、建物のみのリフォームでしたが、家のイメージを一新するために、家の顔ともいえるエクステリアをリフォームする方も増加中です。

2-2. 女性プランナーの増加

これまでは、建築現場や庭師の世界は男社会でした。しかし、エクステリアそのものが、細かい気配りや繊細な感性に、美的センスが求められ、さらには発注側(施主)に女性の意見が強くなり、エクステリア業界に女性プランナーが増加中です。女性が増えたことで、それに続く女性が進出しやすい業界になっています。

2-3. 自治体も注目

日本各地の自治体では「まちづくり条例」や「景観条例」など、緑化や景観整備を進めています。街並みの景観や、街づくりを意識した外構工事など、緑化が求められる環境も増えています。その街独特の景観と調和をとりながら、あわせて、そこに住む人の快適で豊かな住・生活環境の向上も実現できる、エクステリアに関する技術がますます重要になり、その流れはこれからも続き人材も求められていくでしょう。

3. エクステリアプランナー資格は転職に有利

「エクステリアプランナー」という、エクステリア業界に転職する際に有利になる資格があります。エクステリアプランナーは、エクステリアにあたる外壁や庭園などの建物周辺の設計・工事管理に関係する、専門知識と技術を習得します。よりいっそう快適な住環境や、生活環境の向上を図る、エクステリア工事のスペシャリストです。

3-1. エクステリアプランナーの資格は?

1級は、住宅の外構部分の工事である、エクステリアワーキングにおいて、その設計及び工事の管理・監督に従事する際に必要となる、専門的知識を有している者に与えられる称号です。2級は、その設計に従事する者の基本的知識を有していると、認定された者に対し与えられる称号です。なお、1級、2級ともに、5年ごとの更新登録が義務付けられています。

3-2. 資格取得のメリット

年々、庭や屋上緑化や壁面緑化など、環境緑化に関する需要が伸びています。そんななかで、エクステリアプランナーの必要性が認められ、大変有望な資格です。

3-3. 試験の程度と受験資格

エクステリアプランナー試験の程度は、1級では「エクステリアの設計・施工における専門的な知識と、専門的な技術の程度を基準とする。」この範囲の知識が求められます。2級では、「エクステリア工事における設計や施工工事を行う者として、必ず有しておく基本的な知識の程度を基準とする。」とあり、このレベルの知識が求められます。

1級の受験資格は「建築コンクリートブロック工事士」「1・2級建築士」「木造建築士」「1・2級建築施工管理技士」「1・2級土木施工管理技士」「1・2級造園施工管理技士」「給水装置工事主任技術者」「2級エクステリアプランナー」です。2級エクステリアプランナー資格所有者のみ業界3年以上の実務経験が必要になります。

2級については、受験資格はなく誰でも受験可能です。このように、2級エクステリアプランナーは、年齢性別、学歴を問わず誰でも受験できるので、エクステリアに興味があり、この業界に転職したい方は、2級を取得して働きながら1級に挑戦することも可能です。

4. まとめ

近年のガーデニングブームもあり、エクステリアがより身近になり、いっそう認知されるようになりました。社会的評価も高くなり、今後エクステリア工事はますます増加の傾向があり、転職先としておすすめできます。

「株式会社心エクステリアデザイン」は神奈川県横浜市にある会社です。当社は、心ある対応を徹底し、ご満足いただけるエクステリアづくりのためのこだわりを持ち、悔いを残さず、日々の暮らしの中でご満足いただけるエクステリアづくりに邁進しております。エクステリアに関するどのようなこともご相談ください。