2023年05月01日

エクステリア業界の年収はどのくらい?平均からどれほど高いのかも解説!

エクステリア業界の年収はどのくらいなのかということは、あまり一般的には知られていません。最近では年収だけでなく、将来への不安が高まっているために自分のためにも年収がどの程度になっているか知りたいでしょう。そのために今回はエクステリア業界の年収が平均どの程度なのか、日本の平均年収から考えると良いのかどうかの面から解説していきます。エクステリア業界への就職を考えた際のイメージを強くする際の助けにしてください。

1. エクステリア職人の年収はいくら?

まずエクステリアを中心に請け負うエクステリア職人の年収について解説します。エクステリア職人の平均年収は300万円~400万円と言われています。この年収に関しては職人になってからのものとなりますので、当初の見習い期間とは少し下がった200万円台になることもあるでしょう。月収にしておおよそ25万円程度なのですが、日給制にしている会社もありますので、実際にはもう少し年収が高くなることもあります。

一言にエクステリア業界と言っても他の事業にも事業領域を拡大している場合も考えられるため、エクステリア工事のみとは言い切れません。エクステリアの設計から施工までを自社で行う場合もありますし、造園や土木、左官業を行う会社も存在しています。そのために自分自身の能力によってはもう少し年収の向上が見込めます。他にも、その会社の営業の方針によっても年収が変化するのです。

たとえば格安で工事を請け負っている会社としっかりとした造園屋では工事単価が異なってきますので、最終的な会社の利益は後者の方が高くなりやすく、年収も上がりやすい業種です。会社を選択する際には工事の単価も考える助けになるでしょう。

2. 日本の平均年収と比べてどのくらいなのか?

それではエクステリア職人の年収は日本の平均年収と比べてどのようになっているのでしょうか。日本の平均年収は440万円となっており、エクステリア業界の年収からすると平均よりも低い業界となっています。しかしながら平均は極端に高い場合や極端に低い場合の年収を合算したものの平均となっていますので、実態とは少し異なった数値になることが多くなっています。

日本の年収の中央値が390万円程となっており、エクステリア業界の年収もそこまで中央値からの大きな差はないために一般的な年収であると言えるでしょう。似た業界である造園業の平均年収が340万円程、左官業が370万円程である事からもおおよそ平均的な年収であると言えます。

3. エクステリア職人が独立すれば年収はどれくらい?

エクステリア業界の年収は平均的なものであるという点については解説しましたが、もっと年収をあげたいと考えている方も多いでしょう。年収をあげる方法については2つあります。1つが独立して1人親方として仕事を続けて行く場合です。もう1つは資格などの能力を身に着けることでできることを増やしていく方法です。これらについても解説し、他の方法についても解説します。

3-1. 独立開業

一つ目は独立して自分で仕事を取っていく方法です。この方法のメリットとしては自分で仕事を決められ、かつ仕事の量や単価も自分の能力次第で決められるために稼ぐ上限額がないという事です。能力があり、自分で仕事を獲得することに自身がある方にとくにおすすめの方法と言えるでしょう。デメリットとしては安定して給与収入があるためにしっかりとした準備が必要になるという事です。もし自分に能力が乏しい場合にはあまり仕事を受注は出来ませんし、受注した仕事もどうしても単価が低くなりがちです。そのため、しっかりとした下準備を元に独立することがおすすめです。

3-2. スキルアップ

続いての方法はスキルを身に着けることでキャリアアップを目指していく方法です。上述したように、エクステリア業界にもさまざまな事業に進出している場合もあり、スキルを持つことによってより専門性が高くなります。専門性が高くなるほど任される仕事が多くなり、その分報酬も高くなりやすくなっています。

3-3. 仕事内容を変える

他にも自分が現在職人の職についている場合に、より上流の工程に携わるような仕事にジョブチェンジをすることも方法としてあります。たとえばエクステリア職人として働いていたものを設計の能力も身に着けることによって、設計の段階の仕事をできるようにする方法があるでしょう。より上流工程の仕事をすることによって業務内容が変わり、責任も変わりますが、その分報酬が高くなることがありますので、挑戦してみることもよいでしょう。

上記がエクステリア業界における年収を高くする方法になります。他にも自分の得意な分野について特化することで報酬を高くすることもあります。自分にあった方法を見つけることが大切でしょう。

4. まとめ

今回はエクステリア業界の年収について解説しました。エクステリア業界の年収は日本の平均からは若干低くなっているものの、中央値から考えると大きく低い年収帯ではないといえます。そのエクステリア業界において働きながら年収をあげるためには自分で独立が必要です。仕事を選びながら受注する事や、資格をとりつつキャリアアップをすることによって年収を向上させる方法があることについても解説しました。

横浜発のエクステリア施工業者の「株式会社心エクステリアデザイン」では、エクステリア業界でのしっかりとしたスキルを身に着けられます。エクステリアに関する疑問はもちろん、エクステリア業界に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。