2023年05月01日

住宅リフォームが有利に施工できる資格が学べる学校について解説

住宅リフォームが有利に施工できる資格が学べる学校について解説

最近人気の住宅リフォーム、高齢者が増えバリアフリーへリフォームする場合や、リフォーム技術の進化で、建ててから時間が経過した家でも最新の機能を備えた使いやすい便利なマイホームに改築できます。そんな、リフォームを主に手掛けるのが建築士です。その他にもリフォームスタイリストなどが関わっています。今回はリフォームに携わる仕事に就くための学校について解説します。

1. リフォームは誰でも施工可能

基本的に、リフォームを行う業者は建設業許可を取得した施工業者です。また、建設業を営むためには、必要となる建設業法に基づく許可を、都道県に申請し認可を得ます。リフォーム業も建設業の一種になり、リフォームを施行する業者は建設業許可が必要になり、許可を受けないで建設工事を請け負うと罰せられることもあるでしょう。建設業法には、建設業の業種を建築一式工事・大工工事・内装仕上工事・塗装工事・管工事など工事分野によって、28種類に区分されます。それぞれその業種ごとに建設業の許可が必要です。

1-1. 許可なしでも施工できるリフォームがある

建設工事では一定の条件内では、建設業の許可がなくても工事を受注できます。リフォーム工事の場合は受注金額500万円未満の小規模工事の場合、建設業許可が必要ありません。それだけに、リフォーム業者を選ぶ側が充分に注意する必要があります。リフォーム工事は建物の現状をよく理解し、最適な判断をしなければならないだけに、建築についての知識が必要になり、新築よりも高い技術力が求められる施工工事です。それだけに、建築士などさまざまな資格を有している業者が望まれます。

2. 有資格業者がおすすめ

資格がある業者がおすすめだけに建築士やリフォームスタイリストが在籍している建築業者がおすすめです。また、無資格のリフォーム業者は資格を取得することがおすすめです。この章で、持っているとリフォーム業務受注に有利になる資格が取得できる学校について解説します。

2-1. 建築士

リフォームを行う建築会社は建築士が在籍していることで安心感が増し、工事依頼が増える可能性が高くなります。また、リフォームにおいても、規模が大きくなると建築士が在籍している会社しか工事が実施できないケースもあります。建築士はリフォーム工事を請け負うときに持っておくと大変有利になる資格です。では、建築士はどのような学校を卒業すれば受験資格となるか紹介します。

2-1. 1級建築士

建築に関する最高レベルの知識が求められるのが、1級建築士です。ほぼすべての建物の設計や施工にあたります。建築業界では絶対的な信頼感がある資格です。受験資格は、大学・短期大学・高等専門学校・専修学校等において指定科目を修めて卒業した方が該当します。また、上記の学校を出ていなくても、2級建築士の資格保有者や建築設備士の資格保有者、その他国土交通大臣が特別に認めた者も受験可能です。

2-2. 2級建築士

ほぼすべての居住用住宅までは、設計や施工が可能となる2級建築士は、取得して置けば通常の施工工事を行う上ではほぼ支障はありません。受験資格を学校についていえば、大学・短期大学・高等学校・高等専門学校・中等教育学校において、指定科目や指定課程を修めて卒業した方が該当します。また、上記の学校を出ていなくても都道府県知事が、上記と同等以上の知識及び技能を有すると認める方は受験できます。

2-3. リフォームスタイリスト

リフォームの相談を受ける専門家として、最近人気になっている資格がりフォースタイリストです。この資格は、一般社団法人・日本ライフスタイル協会が認定する資格です。マイホームのリフォームを真剣に検討している方が、安心して相談できるリフォームのエキスパートとして、リフォームについての幅広い知識が求められます。

資格試験は1級・2級・3級とあり、毎年6月、9月と、翌年の1月に日本各地で行われます。リフォームスタイリストになるには学科試験での合格が必要です。受験資格は卒業した学校や、経歴は問わず、誰でも受験可能で何級からでも受験できます。

3. 専門学校

今後、住宅リフォームの需要拡大が見込め、大手家電店、既存の工務店、ハウスメーカー、ホームセンター、大手不動産会社など、異業種から新規参入がますます増える見込みです。それだけに人材の育成が求められており、リフォームに関する専門スタッフが求められています。一方、リフォームを実際に施工する職人は高齢化が進み増えていません。早期の職人育成が求められています。そこで、人気になっているのが短期でリフォーム技術が学べる専門学校です。

3-1. リフォーム職人短期養成校

リフォーム業界というより、建築業界全体が深刻な人手不足の状態になりつつあります。そのため、外国人労働者や、まったくの素人を採用し、短期でリフォーム職人に養成する専門の職人養成学校が人気です。リフォーム職人短期養成校は、カリキュラムを工夫し、短期間で徹底した集中講義や技能講習を行い、一人前の戦力に仕上げています。水回り・キッチン・トイレ・フローリングなどリフォームで求められる技術を効率よく学べる学校です。また、誰でも入学可能です。

3-2. 東京都の講習会

リフォームに関し、東京都によるキャリアアップ講習(在職者向け講習)があります。主に中小企業で働く方が、リフォーム業務に必要な技術や知識を身につけ、スキルアップや資格を取得するための短期講習会です。応募資格は現在働いている正社員、派遣・契約社員、パートなどを含み、都内に在住または在勤の方は応募できます。受講時間は平日の夜間、土・日・祝日の昼間に行われます。

4. まとめ

今後、市場が大きくなるリフォーム業界は人材不足といわれています。そのために、従来の建築士以外に、早期にリフォーム技術を学ぶ学校が人気になっています。また、短期間で技術を学ぶことも人気です。

「株式会社心エクステリアデザイン」は、横浜にある建設会社です。住宅の経年劣化は避けられず、リフォームが必要になります。住宅リフォームは早めの対策が求められ、早めに行うことで家が長く快適なまま維持できます。当社は、常にお客様のご要望に沿えるリフォームを心がけています。住宅に関するどのようなことでもご相談ください。